2015年7月12日日曜日

ネパール災害医療現場からの報告会

 







午後は14:00「ぷらざこむ1」3階フリースペースに於ける宝塚広域ボランティア連絡委員会主催、後援毎日新聞阪神支局 支援金募集「ネパール災害医療現場からの報告会」開催。

本日の予定
*開会挨拶 
*講師ご紹介 NPO災害人道医療支援会顧問 鵜飼 卓氏
*医療現場からの報告・・・60分 ●山本祐梨子(日本国際緊急援助隊JDR医療チーム日本政府派遣)●弘中陽子(NPO災害人道医療支援会派遣医療チーム) *ネパールは今(大地震から2ケ月を経過して ●大西 宏氏(ネパールの風 会員)。


ヒューマン メディカル アシスタンス「HuMA」活動報告:2015.04.25ネパールでマグニチュード7.8大地震発生直後から情報収集と災害医療支援の準備開始。当時は、80ケ国以上の外国の医療チームが現地に入り、飽和状態となる。HuMAは、外国の医療チーム引き潮となる1ケ月後の亜急性期に医療チームの派遣を検討。

初動調査隊をカトマンズに派遣、初動チームの調査や現地期間との調整の結果、5月17日より本隊医療チーム(15名)を派遣する運びとなった。

活動地域は、カトマンズ北RAMCHE地区PHC、現地医療スタッフと共同で1,000名を超える患者の診療に当たり、6月6日最終第三次隊が帰国した。

看護師さん報告:RAMCHE地区PHC選定基準は、
*震源地から離れているが甚大な被害蒙る 
*地域医療も被災により診療機能低下 
*ネパール政府より医療介入の要請があった 
*初動隊の報告で資機材の到着遅れで早期の治療が出来なかった 
*現地医療スタッフは漢方的治療も行って居られ、基本的な部分は西洋医学と変わらなかった
*治療室には占い師も入室可能で患者に祈祷されていた
*山岳地帯の為、通院には背負い籠で運ばれてくる患者もあった。