2013年6月2日日曜日

会員の減少が危惧される、56回目の宝塚市身体障害者福祉大会開かれる




10:00 定刻開会 会長F氏、「障害があっても自分らしい生き方が出来る世の中になり、表面的には差別がなくなったような気がします。しかし誰もが心のどこかで人を差別して生きている限り差別はなくなりません。人を傷つけない心と差別に負けない心を養うことが必要です」と素晴らしいスピーチで開幕する。

第1号議案平成24年度事業報告並びに収支会計報告・特別会計の承認を求める件並びに会計報告に対する監査報告・・・・・事業報告の中で会員数の減少について原因と対策について質疑応答が活発に論議される。

 「前年399名の会員が373名に減少した原因は?」⇒会員の老齢化(死亡を含む)、若年障害者の未加入傾向が強く、勧誘障害の最大原因は行政の個人情報の守秘義務にある。

対策としては「障害者相談員」にたいして情報の公開を認める法律改正へ向け、関係者へ働きかけている。

会員の獲得対策として会場からの提案は、宝塚市内には無数の授産所が活動中であるから其処へ世話役が出向き入会勧誘を呼びかけられたら?。

 視覚障害者のご婦人は安倉南身体障害者文化講座の「コーラス」にて偶々トイレ介助支援してくれたコーラス仲間に「身障連」入会を奨めたところ、彼処は「不具者の会」でしょうと言われ断わられた体験談をとつとつと話され、会場は「シーン」と静まり変える。